これまでの経過

2007.7末 乳癌発覚
 右乳房に小さなしこりを感じ受診。CT、マンモ等の検査を近くのクリニックで。
 結果、2センチと1センチの二つのしこりが見つかる。ほぼ間違いないとのこと。
2007.8初
 大学病院へ。もう一度同じ検査。細胞診結果レベル5.乳癌確定。
 「乳癌は全身病、一生のお付き合いです。」の医師の言葉。
 でもこの時の私はなぜか冷静だった。治ると思っていた。
2007.8末
 全身検査(内臓CT、骨シンチ等)結果肝臓の腫れ、転移発覚
 なぜ?なぜ?この大きさで・・こんなに元気なのに・・
 転移という言葉は重く、ここで私の緊張の糸は途切れた。
 「進行が早いのかも・・」の医師の言葉にも完全に打ちのめされていた。
 恐怖・不安・悲しみ・申し訳なさ・・どうしよう、どうしよう。夫と娘のこと・・ 
 完治を目指すより上手く長く付き合っていこうと言う治療方針に同意。
 ホルモン感受性ありのため、ゾラデックス(皮下注射)+タモキシフェン服用開始
2007.10初
 効果判定。肝臓腫瘍の縮小確認、治療継続。
 このころ眠れない、食べられない、話せない状態が続き、精神科受診。
 安定剤・抗鬱剤を処方される。
 深く長い暗闇の中、浮き沈みを繰り返しながら少しずつ少しずつ落ち着いてくる。
2008.11末
 肝臓腫瘍が増大傾向。
 第二次ホルモン療法へ。リュープリン(皮下注射)+アロマシン服用開始
2009.4初
 効果判定。乳房、肝臓ともにわずかに縮小傾向のため、治療継続。
 現在の副作用・・手指の痺れ、こわばり。関節痛(筋肉痛のような痛み)
  
 少しでも長くこの治療が続けられますように願いながら・・